交通銀行東京支店は16日夜、東京で設立20周年記念式典を開催した。在日本中国大使館、中日両国の金融などの業界から約400人が式典に参加した。人民網が伝えた。
交通銀行の牛錫明董事長、程永華駐日中国大使、全国銀行協会の高木伸副会長兼専務理事、在日中資企業協会の彭卜鋼会長、中華総商会の厳浩会長、交通銀行東京支店の夏慧昌支店長、が出席し、挨拶を述べた。
交通銀行は1993年12月1日に東京で代表処を設立、1995年12月1日に正式に東京支店に格上げした。公開されている資料によると、交通銀行東京支店の資産規模は今年6月末に初めて1兆円を上回り、不良債権比率はわずか0.04%に留まっている。
交通銀行の牛錫明董事長は挨拶で、「交通銀行は国際的な商業銀行で、13カ国・地域に56の国外営業拠点を設け、アジア太平洋を主体とし、欧米を両翼とする国外ネットワークを構成している。東京支店は設立から20年間、コンプライアンス経営を着実に堅持し、質の高い金融サービスと革新的な金融商品を通じて、中日間の経済貿易交流を促進してきた。東京支店の資産規模と収益水準は徐々に向上している」と述べた。
程永華大使は、「経済貿易協力は中日関係の重要な一部分だ。両国が経済貿易協力を絶えず拡大することは、両国の国民の利益に合致し、両国の互恵・ウィンウィンと共同発展にも役立つ。中国商業銀行の国際化は、中国経済の国際化および、中日の経済貿易協力に有益な貢献を果たし、中日間金融サービスの架け橋としての役割を発揮している。世界経済の融合と地域間協力の発展、そして中日関係の改善に伴い、中日間の経済貿易交流、金融交流が今後も絶えず強化され続けると信じている」と指摘した。
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