全国銀行協会の高木伸副会長兼専務理事は日本の業界代表として挨拶を述べ、「交通銀行東京支店は日本全国銀行協会の会員であり、文化的背景の異なる中日両国の職員が協力し合い、共に働いている。こうした友好的で調和のとれた関係が業界全体に蔓延し、中日友好協力の模範となることを望む」としたほか、「東京支店が今後も引き続き中日経済の発展に貢献することを願う」とし、同銀行の日本でのさらなる発展に期待を寄せた。
在日中資企業協会の彭卜鋼会長は「在日中資企業協会の副会長機関である交通銀行東京支店は、協会の会員機関を含む中日企業と個人に質の高い金融サービスを提供してきただけでなく、現地の様々な公益活動に積極的に参加し、現地社会に溶け込んできた。2011年東日本大震災の発生後、東京支店は義援金の寄付、被災地慰問を積極的に行い、責任ある中国企業のイメージを形成した」と述べた。
中華総商会の厳浩会長は乾杯に先立ち、「交通銀行東京支店設立20周年記念式典は中日経済界の盛会であると共に、日本における華人華僑および華人企業の盛会でもある」と述べ、中華総商会を代表して交通銀行東京支店に祝賀の意を表した。
交通銀行東京支店の夏慧昌支店長は挨拶の中で、同支店に対する中日各界からの支持に感謝を表明し、「交通銀行東京支店は昨年10月、東京の金融センターである日本橋に移転した。交通の便が良くなり、設備のハード面も大きく改善した。東京支店はこれをきっかけとし、引き続きコンプライアンス経営を堅持し、金融商品とサービスの革新に取り組み、社会的責任を積極的に履行し、中日経済貿易交流の発展を推進していく」と述べた。
記念式典では、交通銀行東京支店の職員による合唱、日本の伝統舞踊、戯曲のパフォーマンスなどが行われ、出席者から大きな拍手が送られた。
「人民網日本語版」
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