中国と西側諸国は社会制度やイデオロギーが異なり、双方関係は雑音、さらには妨害、破壊に度々遭遇もする。イデオロギーの偏見、現実的利益の誤った判断のため、一部の人々は相互尊重と連携が双方さらには世界にとって利益であるという事実が見えなくなっている。互いが選択した社会制度を尊重し、核心的利益に配慮することは、いかなる双方関係の発展にとっても基本的条件だ。中国・欧州関係の処理においては、戦略面で冷静かつ動揺しない力が不可欠だ。中国・欧州双方は改革などの面で対話や交流を強化し、相互理解・信頼を深め、相互尊重、平等、小異を残して大同につく、協力・ウィンウィンの理念を中国・欧州協力において終始貫く必要がある。
北京とロンドンは8000キロメートル余り離れているが、平和、成長、改革、文明の懸け橋が双方の国民の共同努力の下で築かれつつある。まさに今英国でわき上がっている切なる期待は、昨年3月の習主席の欧州大陸訪問時の熱意を再現している。
今秋、人々は中英関係の「黄金時代」が切り開かれるのを共に目撃し、中国・欧州関係の歴史の新たな一里塚を共に目撃する。
国紀平は人民日報社の著名な論評コラムであり、重大な外交・国際面の出来事について見解を発表する。
「人民網日本語版」
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