中国でネット通販業者がそろって大規模なバーゲンセールを開催する「ダブル11の日」(11月11日、光棍節=独身の日)が近づいている。メディア報道によると、「ダブル11の日」商戦に、100以上の日本ブランドが参戦するほか、韓国の通販大手各社も大規模な値引き販売セールを企画。中国市場の争奪に乗り出している。
■100以上の日本ブランドが「ダブル11の日」商戦に
『日経中文網』によると、ユニクロやマツモトキヨシをはじめ、「ダブル11の日」商戦に100ブランド以上の日本企業が加わる。初めて参戦する花王は、中国で高い人気を持つ紙おむつ「メリーズ」の特売を実施。花王の竹内俊昭・代表取締役は、「中国の消費者はベビー用品や食品の安全性に高い関心がある。われわれはこうした商品を皮切りに、巨大な中国市場を開拓する」と話す。
ユニクロや花王ほど知名度が高くないほかの日本企業も目玉商品を用意。「ダブル11の日」商戦に向けて、準備を急いでいる。
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