10月の全国の消費者物価指数(CPI)の平均値は前月比1.3%上昇した。統計によると、全国31省・直轄市・自治区のうちCPI上昇率が全国平均を超えたところが14カ所あり、前月の水準を維持した。31省区市の番付をみると、トップは雲南省で上昇率は2.4%、最下位は山西省で0.4%だった。青海省は14カ月続いた上昇率トップの座から下り、7位に後退した。「CPI2%時代」に戻る省区市が減り続け、8月の13カ所から4カ所に減少した。中国経済網が伝えた。
▽10月のCPI上昇率は1.3%
今年10月の全国のCPIは前年同月比1.3%上昇し、都市部は1.3%上昇、農村部は1.2上昇、食品価格は1.9%上昇、非食品価格は0.9%上昇、消費財価格は1.0%上昇、サービス価格は1.9%上昇だった。1~10月の平均CPIは前年同期比1.4%上昇した。
10月の食品価格は前月比では1%低下し、これがCPIの前月比上昇率が半年ぶりの下げ幅を記録した主要因となった。卵の価格は6.9%低下、野菜は5.6%低下、肉類・肉類加工品は0.9%低下でうち豚肉価格は1.9%低下、水産品は0.8%低下、果物は0.5%低下。非食品価格の前月比上昇率は0.1%上昇、衣類は0.6%上昇、医療品・保健品・パーソナル用品は0.2%上昇、タバコ・アルコールおよび関連製品は0.1%上昇。娯楽・教育・文化用品およびサービスは0.3%低下。家庭用設備用品・メンテナンスサービス、交通・通信、住居価格はいずれも前月の水準を維持した。
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