日本の人気少女アイドル初音ミクの米国ライブが決まった。ライブは月ではなく、米国で行うのになぜそれほど新鮮なのか。初音ミクが実在する人間ではなく、ゲームの世界の「バーチャル歌姫」であるからである。
彼女は2007年に16歳として誕生し、その後も年齢は変わらない。外見はアニメに登場する典型的な少女で、おさげの髪型は「美少女戦士」を思わせる。実は、彼女は音楽ソフトの宣伝用にデザインされたもので、ソフトで制作された歌をうたうキャラクターだった。彼女は新しい世代の人たちや電子音楽に馴染みのなかった人たちを引きつけ、電子音楽の制作ブームを引き起こした。
今では初音ミクは日本一人気のあるスターに成長し、雑誌『プレイボーイ』にも登場した。やや魔性的な『ネギ振り』は彼女の代表的なカバー曲である。ここ数年、初音ミクは日本で何度も「投影ライブ」を成功させているが、米国人もこのアニメのアイドルに興味を持つのかはわからない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」