中国の税関総署が8日発表した統計データによりますと、今年1月から11月までの中国の輸出入総額は22兆800億元で、前年同期に比べ7.8%減少しました。今年は残すところ1カ月足らずであることから、年間の輸出入のマイナス成長が確実だとみられています。
専門家は「中国の輸出が低迷しているが、これは中国に限った現象ではなく、世界全体における需要不足の表れである。実際、世界貿易における中国のシェアは上昇している」と指摘しています。さらに、「中国の貿易の安定成長に向けた各措置の実施にしたがい、来年は下落の圧力が緩和されるだろう」と予想しています。
「中国国際放送局」
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