▽インターネット+家事
アプリ1つで大掃除もばっちり
これまでに家事サービス会社をあちこち訪ね歩いたにもかかわらず、気に入った家政婦が見つからず困ったことはないだろうか。どこに行けばプロのクリーニング業者が見つかるかわからず、年末の大掃除に自分で窓を拭く羽目に陥ったことはないだろうか。……こうした状況からの転換点は2013年に訪れた。ネット会社が家事市場への参入を集中的に開始し、利用者はアプリケーションのプラットフォームを通じて掃除のプロをいつでも好きな時に予約したり、サービス終了後に誰でも読める形で評価を発表したりできるようになった。ここ2年ほどの発展により、15年には「インターネット+家事」モデルがますます成熟し多様化した。
今や家事サービス会社の「オンライン」活用度が著しく上昇している。利用者が「微博」(ウェイボー)に登録すれば、各社の公式アカウントをいつでも見ることができ、二次元バーコードをスキャンして「微信」(WeChat)にアクセスすればサービス内容の問い合わせやオンライン予約ができる。アプリショップで「家事」と検索すると、100を超える関連ソフトがヒットし、時間あたり利用のサービス、月極サービス、家政婦、高齢者の付き添い、クリーンキーパーなどがいずれもすぐに予約でき、オンラインで契約と支払いを済ませた後は、家で待っているだけでよい。
実際、こうした利用者のニーズに応じ訪問してサービスを提供するO2Oモデルは早くから各産業に浸透しており、訪問洗車サービス、訪問洗濯サービス、訪問ヘアカットサービス、ペットの世話、訪問ボディガードや一般的雑用サービスまで、「ワンクリックで手に入る」サービスがいろいろそろっている。
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