ロシアのラブロフ外相は記者会見で、「ロシアは朝鮮を抜きにした朝鮮半島の核問題の協議に反対する。朝鮮の核問題を解決する唯一の手段は、六カ国協議の再開だ」と表明した。ロシアのスプートニクが1月26日に伝えた。
ラブロフ外相は、「私は朝鮮の核問題の解決に期待している。朝鮮に核兵器を放棄させるだけではなく、朝鮮半島の各国に核を保有させないことが目的だ。朝鮮も韓国も米国も、朝鮮半島に二度と核兵器を配備するべきではない」と述べた。
朝鮮は2005年に核兵器の保有を正式に発表し、2006年より地下核実験を複数回実施し、2009年に六カ国協議から脱退した。
朝鮮が1月6日に4回目となる核実験を行い、水爆実験に成功したと発表すると、朝鮮半島の緊張が激化した。韓国は南北国境地帯のスピーカーによる宣伝を再開した。国連安保理で開かれた緊急会議において、15の加盟国は朝鮮に関する新たな決議の作成に即刻着手することを決定した。朝鮮は2006−13年に採択された4つの安保理決議に違反し、世界の平和と安全を著しく脅かしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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