竈王爺を迎える
昔、多くの家の台所に「竈王爺」の神棚があった。この神は「司命菩薩」や「竈君司命」とも呼ばれ、玉皇大帝に「九天東厨司命竈王府君」と命名され、各家庭のかまどの火を管理し、一家の守り神として崇められたと伝えられている。竈王の神棚は台所の北側か東側にあり、中央に「竈王爺」の神像があった。神棚がない家は神像を直接壁に貼っていた。神像は「竈王爺」だけのもの、男女2人のものがあり、女神は「竈王奶奶」と呼ばれる。