▽販売店舗でのカード利用が引き続き主流モバイルチャンネルなどオンライン業務は170%増加
銀聯のビッグデータをみると、個人の決済方法に変化が生じており、絶対量をみると、春節期間には銀聯ネットワークではPOS端末(販売管理端末)によるカード利用が依然として主流で、半数以上に達した。モバイルネットワークやインターネットなどのチャンネルを通じたオンライン業務の割合は平日を下回り、これは祝休日には物流業務がストップする通販業者が多いことと関係があるとみられる。だが前年同期比増加率をみると、POS端末の利用は17%増加、モバイルなどのオンライン業務は170%増加しており、ここからモバイル決済とネットバンキングの発展にともない、新しい決済方法を試してみようとする消費者の増加する様子がうかがえる。
中国銀聯市場開拓部門の劉剣社長補佐は、「2015年末までに、国内の銀聯カード利用可能店舗は38.8%増加し、POS端末は43.2%増加し、ATM(現金自動預払機)は17%増加した。海外で銀聯カードが利用できるネットワークを備えた国・地域は約150になり、世界全体で銀聯カードを利用できる店舗は3390万店、ATMは200万台に達し、40カ国・地域で発行された銀聯カードは5200万枚に迫る」と説明する。
「人民網日本語版」
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