エルサレムの中国人観光客に悪意はなかっただろうし、ましてや、その国の法規を違反しようと思っていたわけではないと思う。中国人にとっては、プライベートであれ、公共の場であれ、いたるところで「不満や文句を言う」のが普通であり、それが生活の「必需品」になっているのだ。中国人は個人的な「いらいら」や、「不満をぶちまけたい気持ち」をよく公共の場に持ち込む。中国では皆慣れっこだが、海外では往々にして「個人的感情を公共の場に持ち込む」ことは社会のルールに反する。少なくとも日本を含め、私が訪れた多くの都市ではそうだった。
1つ教訓を与えることが許されるなら、中国人は海外を訪れるとき、中国のルール又は生活習慣をむやみに海外に持ち込むべきではない。もっと感情を抑え、冷静に理性的になり、できるだけ「郷に従う」べきだ。
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