◆ネットショッピングのサクラ年収10万元以上
ネットショッピングの流行に伴い、淘宝網ではショップの信用度を高めるためのサクラや広告担当者といった、新たな職業が生まれている。これと比べ、ショップに悪い評価をつけるサクラはより卑劣な手段を用いている。彼らは故意に悪い評価をつけることで、ショップから金銭を要求している。
弁護士は、故意に悪い評価を付ける行為は権利の侵害に当たり、深刻な場合は脅迫罪に問われることがあると指摘した。掲示板サイト・天涯社区のベテランのサクラは、毎月の収入が1万元(約14万円)以上に達すると暴露した。
某人材募集サイトの専門家は、「これらのサクラの行為には限界があり、かつ違法すれすれであるため、一歩間違うと訴訟に巻き込まれる」と指摘した。ネットショッピングのサクラは発展が期待できず、法制度の完備に伴い苦しい生存を強いられるだろう。
◆速記者日給800元
「会議・イベント経済」、「フォーラム経済」の発展、テレビ・ネット生中継の発展により、プロの速記者の需要が増加している。中国の速記者は、米国と同じ比率であれば1000万人以上に達するはずだが、中国では現在速記者が著しく不足しており、収入も多くなっている。
北京の速記者の日給は800-2000元(約1万1200-2万8000円)に達する。速記者は通常、「中レベルの学歴」しか必要とされないため、中レベルの学歴しかない人でも高給取りになれる可能性がある。
◆ショートメール代理ライター着メロ1曲30-50元
携帯電話のショートメール、画像、着メロ等の事業が、インターネット業界の新たな原動力となっており、ショートメール代理ライターが人気の高い職業となった。彼らは奇抜なショートメール、冗談のきいた画像、耳に快い着メロを絶えず提供している。
ユーザーがより高度なショートメールを求めるにつれ、企業のショートメール代理ライターに対する新たな需要が生まれた。彼らは美術・音楽の専門的な知識を持ち、さらに自らの作品を変換しユーザーに送信する必要がある。着メロ1曲の報酬は30-50元(約420-700円)、最高で100元(約1400円)に達する。
「人民網日本語版」
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