関連分野の専門家は濃霧警報に関連する規範・基準の研究・改訂作業を進めており、現行の基準を一定期間テスト運用した後、実際の状況をふまえて改訂を進めるとしている。
霧は水蒸気からなり、濃霧は大量のPM2.5をはじめとする粒子状物質により大気中で形成されたもので、灰色や黄色をしていることが多く、汚染源となる汚染物質の排出や気象条件が作用し合って生じる。濃霧が人々の日常生活に与える影響は大きく、このため濃霧警報には即時性と正確さが両方とも求められており、条件が許す限り発生に先立って警報が発令されている。
また国家衛星気象センターによると、気象衛星「風雲3号」の観測によれば、中・東部地区でなお濃霧が続いており、面積は約27万平方キロメートルに及ぶという。
「人民網日本語版」
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