中国が「戦略上の強硬」を国策にすることはあり得ない。さもなくば、アジアはとっくに今日のようではなくなっている。13億の人口を擁する大国の均衡と穏健に対する理解と追求を、外国がわがことのように感じるのは難しいのかも知れない。一部の者は「群盲象をなでる」式に中国を理解しようとし、彼らがピックアップした1つの言葉や動作が中国の全てだと考えている。
中国は将来本当に強硬になる可能性を排除していない。これは外部勢力がその挑発によって中国に強硬姿勢を余儀なくさせるか否か次第だ。一部の国や勢力は過去において、余りにも中国を利益から排除し過ぎた。彼らは中国の示す越えてはならない一線を、改めてはっきりと読み取る必要がある。
現実主義的姿勢で中国と付き合いさえすれば、彼らは中国というグローバルな戦略パワーが善良かつ寛大でもあることに気づくだろう。いわゆる「超大国」がアジアに出現することが決まっているとすれば、幸いなことにそれは中国だ。
「人民網日本語版」
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