海外メディアは、“この微妙な変化はアップルにとって、中国市場重視の強いシグナルだ”と分析している。確かにアップルのCEOはさまざまな場面において、中国市場の重要性を強調している。アップルがこのほど開いた社員総会で、クックCEOは“中国市場は当社にとって極めて重要だ。中国は成長中の巨大な市場だ”と発言した。アップルの前四半期報告書によると、大中華区の売上高は68億3000万ドルに達した。これは前年同期比、前四半期比でも大幅な成長であり、アップルが大中華区の売上高を単独で計上したのもこれが初となった。
アップルは、市場PRを滅多に行わないイメージがある。しかしアップル中国は直営店で2月15日まで“新春創意講座”を開き、アップルユーザーに対して新春の家族写真や動画の作成方法などを指導する予定だ。また指定された直営店では、春節期間に特設会場を設け、最も人気の高いiPhoneやiPadのゲームを提供し、さらに青少年向けの講座などを実施する。
アップルの小売店では、一部の店員がおめでたい赤色のコートを着用していた。Apple Store(オンライン)は早くから、赤色を基調とする“新年のプレゼント”の特設ページを開設している。
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