中国共産党中央と中国国務院は1月31日に、農業の発展の加速化や活力強化に関する意見書を発表し、集約的、専門的かつ社会的で、組織された新たな農業経営システムを構築することを強調しました。これについて、中国共産党中央農村事業指導グループの責任者、陳錫文氏は「農業経営システムを刷新することは生産責任制を否定することではない。農村の土地の使用権の譲渡では農民の主体的地位を尊重する」と述べました。
農村の生産責任制について、陳錫文氏は「規模が小さ過ぎて、コストとリスクが高い」と指摘したうえで、「今後は先進的技術と生産手段に転じること、統一経営を農家の連携と協力の方向に向かわせ、多元化した経営システムを作ることが必要だ」と述べました。
「中国国際放送局」
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