朝鮮は2月12日に3回目となる核実験を実施し、世界全体を敵に回した。「世界はいかに朝鮮を制裁し、朝鮮はいかに反応するだろうか」という難しい外交議題が、世界の輿論に投げかけられている。韓国国内では核保有を主張する声が高まっており、日本でも多くの人が軍事的な「先制攻撃」について議論している。韓・聯合ニュースは15日、朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射する可能性があると伝えた。ロイター通信が同日の遅い時間帯に伝えた「独占情報」により、朝鮮半島はさらなる緊迫ムードに包まれた。朝鮮は中国に対して、年内に4回目もしくは5回目の核実験を行う可能性があると通告したというのだ。
朝鮮の今回の核実験は、核兵器の小型化による戦力の形成という重要な一歩とされている。朝鮮は今回の核実験を「完璧」と評価したが、国際社会からは非難の声が殺到した。朝鮮の核実験から数時間後、国連安全保障理事会の15カ国は直ちに非難を表明した。朝鮮に対する新たな制裁の準備が進められており、特に中国の立場に注目が集まっている。
多くの人は、朝鮮がこの時期に核実験を強行した理由を疑問視している。北東アジアの各国および米ロの首脳が交代し、朝鮮にとっては各国との関係を改善する転機であったからだ。韓国メディアは、朝鮮がこのチャンスを蹴ったと伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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