北京市・天津市・河北省では1月10日-14日にかけ、今世紀に入ってから最も深刻な大気汚染が発生した。中国科学院の特別研究チームはこの汚染の元凶について、「石炭と自動車の排気ガス」としている。新華網が伝えた。
中国科学院大気物理研究所のモニタリングデータによると、上述の3地域では今年1月、深刻な汚染が5回にわたり発生し、北京市で晴天が見られたのはわずか4日間だけだった。データによると、汚染が最も深刻だったのは1月12日で、河北省石家荘市のPM2.5濃度は1立方メートルあたり660マイクログラムに達し、PM10濃度は砂嵐の影響を受けて1立方メートルあたり1100マイクログラムに達した。天津市でもPM2.5濃度が1立方メートルあた500マイクログラム、PM10濃度が700マイクログラムに達した。
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