省エネ・新エネルギー車補助金政策が、両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)の後に実施を控えている。中国工業・情報化部(工業・情報化省)の苗◆部長は両会の開催期間中、“部は関連部門と共同で、新たな省エネ・新エネルギー補助金政策について検討している。新政策は搭載技術に関わらず、自動車の燃費性能に基づき、補助金支給額を16段階に分ける。支給額の最低ラインは3000元以上に設定される”と明かした。証券日報が伝えた。
中国の自動車専門家の張志勇氏は13日、“どのような技術を搭載している車種も、同じスタートラインに立たされる。これまで十分な補助金が支給されていなかったHV(ハイブリッドカー)が、大きな利益を得るだろう”と分析した。
-支給対象の変化
苗部長の座談会における、“中国のHV発展は日増しに成熟しており、主流商品は燃費を20%削減している。これにより全国範囲での普及に向け条件が整った”という発言からは、新たな補助金政策のHVに対する注目が伺える。
新政策は自動車の燃費性能を基準とし、燃費性能が高いほど高額の補助金を支給し、企業の先進的な商品を支援する。苗部長はまた、新たな省エネ・新エネルギー車優遇政策は、今年上半期に実施される見通しだ述べた。