日本で生活する人は誰でも、市役所が公布しているゴミ分別のガイドラインに通じていなければならない。市民がゴミ分類の習慣を身につけることができるよう、政府は居住地域に指定のゴミ捨て場を設置し、監視カメラまで設置している。規定に基づいてゴミが処理されていなかった場合、捨てた人を追跡し、ゴミを返却し、厳重注意が施される。教育は幼いころからというように、日本では幼稚園でも子供達にゴミの分別方法を教えている。
日本のゴミの分別はまず、「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」に分けることができる。そしてさらに細かく、「紙」「ビン」「缶」「金属」などの資源ゴミや)や生ゴミ、プラスチックなどに分け、それを種類ごとに異なった色のゴミ袋に入れ、指定の日に捨てなければならない。指定の日などを市民がすぐに調べられるよう、地方の政府は公共の場所で無料の「ゴミ分別ガイドライン」を配っている。
数十年の努力を経て、ゴミ分別の意識や方法は現在、日本の人々の生活に浸透している。一方、中国のほとんどの地域が、日本のゴミ分別の基準とはかけ離れた状態で、施設や技術よりも、まずは政府や国民の意識を高め、積極的にいろいろな試みを行うことの方が必要だ。
「人民網日本語版」
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