就職氷河期の「失われた世代」、教育の「ゆとり世代」である日本の20代の若者たちは、未来を見据えリスクを避けようとしている。
財団法人日本青少年研究所が昨年発表した「高校生の生活意識と留学に関する調査」によると、中国の6割の高校生は海外留学を希望しているが、日本の高校生の過半数は海外留学を希望していない。そのうち「一人で生活する自信がない」などの理由が多かった。文部科学省の調査によると、米国の大学に留学する日本の学生が急減しているという。
産業能率大学が卒業したばかりの400人の新入社員を対象に調査を実施したところ、その過半数が海外勤務に抵抗を覚えると回答した。そのうち「ハイリスク」、「自分の能力に自信がない」、「海外勤務の魅力を感じない」という理由が多かった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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