姜主任はまた、これまでの2年間、中国はTPP交渉から除外されており、受身の状況に置かれていたが、現在、アメリカがその態度を変えたならば、中国は積極的にそれに呼応して、調整しながらそのプロセスに参加すべきだと主張しています。
姜主任はさらに、「TPPが打ち出された後、中国は事実上除外されていた。この問題において、これまでの2年間、中国はずっと受身だった。もしアメリカが先にこれを打破してこれまでと異なったやり方をとり、中国の参加を歓迎すると表明したならば、中国は参加すべきだと思っている。アジア太平洋地域では、中国は経済規模のもっとも大きい国だ。世界第二の経済大国として、中国がTPPに参加しない理由はない。もちろん、どのように参加すべきかは、吟味する必要がある。中国はいま転換期にあり、まだ数多くの困難を抱えている。産業構造や経済構造、貿易構造などにおいて、TPPの基準に合致しない箇所が数多くあり、アキレス腱が多い。そのため、我々は調整をしながら参加すべきだと思う。参加すること自体が我々の経済成長にデメリットよりも多くのメリットをもたらすだろう。グローバルな時代の下で、アジア太平洋地域の協力の勢いが早まりつつあることを考えれば、私は中国がTPP交渉に参加すべきだと思っている」と話しています。
「中国国際放送局」
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