中国国家統計局が15日発表したデータによると、上半期の中国の国内総生産(GDP)は24兆8009億元で、物価変動要因を除いた実質ベースで前年同期比7.6%増となった。四半期別の成長率を見ると、第1四半期と第2四半期の前年同期比GDP成長率はそれぞれ7.7%、7.5%だった。
上半期の最終消費のGDPへの寄与度は45.2%で、GDPを3.4ポイント押し上げた。また、資本形成(投資)の寄与度は53.9%でGDPを4.1ポイント押し上げ、貨物・サービス純輸出のGDPへの寄与度は0.9%でGDPを0.1ポイント押し上げた。これらデータでは、上半期、中国経済が主に内需によってけん引されていたことが分かる。
上半期の中国の経済運営状況について、国家統計局の盛来運報道官は同日の記者会見で、「上半期、経済運営がおおむね安定を維持し、構造調整が着実に進み、経済発展モデルの転換とグレードアップの面においても前進が見られた」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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