
朝鮮の軍事パレードに参加した、「放射能標識リュック」を装着した部隊
朝鮮戦争の停戦60周年を祝い、朝鮮は7月27日に平壌で盛大な軍事パレードを実施し、韓国および西側メディアの注目を集めた。これまで同様、朝鮮の軍事パレードの主役はまたしても各種弾道ミサイルとなった。他にも米国産のヘリコプター、新型無人機、「放射能標識リュック」を装着した不可思議な部隊も、さまざまな憶測を呼んだ。「環球時報」が伝えた。
不可思議な部隊が続々登場
今回の軍事パレードで最も意外だったのは、初めて公開された米国産の500MDヘリだ。韓国聯合ニュースの「NewsY」は28日、今回登場した米国産の500MDヘリは216ヘリ旅団に所属しており、戦時の偵察任務のほか、ミサイルを搭載し小型攻撃作戦に参加できると伝えた。同報道によると、同ヘリは1980年代に西ドイツから密輸したものであるが、これが公開されるのは初のことだ。韓国の中央日報は、最も視線を引きつけた武器は無人機だと伝えた。同報道によると、同無人機は旧ソ連のZIL軍用トラックの発射台に取り付け発射される。この無人機に爆薬を搭載すれば、自殺攻撃機になると分析されている。他にも122ミリ/240ミリロケット砲、最近実戦配備された新型戦車「先軍号」も、軍事パレードに参加した。「先軍号」は砲塔に改良を施し、射程距離を延ばした。走行速度も時速70キロに達し、優れた機動性能を誇る。
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