共同通信社はさらに8月23日付で、立ったままの会談が実現すれば、中日両国の現任首脳による初の会談となり、安倍首相は対話を求める積極的な姿勢を習近平国家主席に直接、アピールすることによって、中国側の姿勢を軟化させ、釣魚島問題による緊張情勢を緩和させることを希望している、と報じた。
安倍首相は各国首脳が集まるG20サミットの前後に、習近平国家主席との会談を希望すると予想される。中日両国の外交部が事前に打ち合わせを行うことなく、安倍首相が会場で習近平国家主席と直接、対話するやり方も想定される方法のひとつだ。
日本側はまた、習近平国家主席が立ったままの会談に応じた場合は、10月上旬にインドネシアで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)会期中に正式会談を行うことを提案する意向がある。首相官邸の消息筋は「中国では、事務要員を通じて一層ずつ上に伝えるよりも、直接、最高指導者に働きかける方が効果がある。」と述べた。
(新華網日本語)
|