□オンライン調査結果だけでメーデー連休が復活する可能性は小
今回の調査において、ネットユーザから最も多く希望が寄せられたのは、「メーデー大型連休の復活」だった。劉研究員は、「今回のオンライン調査は、法定休日制度改革を進める上での法的手続きというものではない。どの国家においても、大型連休を調整するためには、より多くの調査手段を用い、より多くのサンプルを収集し、調査対象となる人の群れをより合理的に選択するなど、厳しい調査研究に基づき、慎重な検討が進められるものだ」と述べた。
中国観光研究院の黄◆(王へんに黄)博士は、「今のところ、大型連休は国民の強い旅行ニーズを満たすために無くてはならないものとなっている。また、国家が内需をけん引し、消費を促進するためのとっておきの武器でもある。国民の側も、より長い休暇を活用して休暇を楽しむ方法をグレードアップしたいというニーズを持っている。総合的に見ると、週末振替出勤を取りやめて現行の大型連休を廃止する見込みは低い」との見方を示した。
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