ハルビンには、兆麟街、靖宇街、尚志大街、一曼街という民族英雄の名前で命名された道が四本あり、それに対応して、兆麟公園、靖宇公園、尚志公園、一曼公園という英雄の名前で命名された公園も四つある。これらの世に知られない道、公園は英雄の名前で命名され、この都市の抗日聯軍の英雄への想いを馳せている。

1、兆麟街と兆麟公園
兆麟街は元々は水道街と呼ばれていたが、1946年3月9日に、民族的英雄の李兆麟将軍が現在の兆麟街9号に位置するところで国民党のスパイに殺害されたことから、同年に水道街は兆麟街に改名された。
兆麟公園景観
兆麟公園はハルビン市道里区の兆麟街の北端に位置し、本来に「ハルビン第一公園」と言われる。1946年3月、李兆麟将軍の遺体が公園の北端に埋葬されたため、「兆麟公園」に改名された。公園の中に、高くて大きな記念墓碑があり、清明節、李兆麟将軍の誕生日、犠牲の記念日などになると、兆麟公園では大勢の墓参りをする市民を迎えて、烈士を追悼する。
|