満足度の低さは期待の高さの裏返し
生活のほかの分野に対する満足度のうち、ホワイトカラーの読書の時間は週平均3.81時間で、この点「満足」と答えたのはわずか9.32%だった。そして、60.15%が「不満」と正直に自己評価した。また、70.31%が毎月リラックスするために時間を取っていると答えたものの、仕事が忙しく、休みが少ないため、55.22%が、現在の休暇に対して「不満」と答えた。「満足」と答えたのはわずか12.14%だった。「忙しさ」は、ホワイトカラー自身だけでなく、その家族をも苦しめており、同調査では、38.03%が「3カ月に1度」しか家族と一緒に時間を過ごす時間がないと答えた。しかし、「毎週」家族と一緒に過ごしているとの回答も47.62%あった。この点、家族サービスを十分していると感じているのはわずか16.57%で、53.79%が「不満足」と答えた。しかし、「仕方ない」と感じているようだ。
専門家は、「ホワイトカラーの満足度指数が低いからといって、ホワイトカラーがつらい生活をしているわけではない。満足度には、現状のほか、ホワイトカラーの期待値も加味されている。つまり、満足度が低いということはホワイトカラーの期待値が高いということを示している。これは、ホワイトカラーにとってさらに上を目指すための原動力になるほか、企業にとってはホワイトカラーの実際の必要に応じて、雇用計画のバロメーターを調整する材料ともなる」と指摘している。
「人民網日本語版」
|