◆日産の中国販売台数、6カ月連続で減少
一汽トヨタの悲惨な状況と比べ、東風日産は幸運に見える。東風日産はトップ10入りを果たし、6位となったからだ。しかし東風日産は、実際には苦しい経営を強いられていた。
公式データによると、東風日産の2014年の販売台数は95万4000台だった。増加率はわずか3%で、業界の平均水準を下回った。トヨタと同様、東風日産も年初の110万台の目標を100万台に下方修正した。東風日産の打越晋総経理は2015年の販売目標を、2014年の下方修正後の目標と同じ100万台とした。
日産の中国事業全体を見ると、現状はさらに悲惨だ。日産の中国販売台数は、2014年7月から前年同月比で6カ月連続減となっている。日産の2014年の中国販売台数は122万1600台で、前年比でわずか0.5%増となった。日産が年初に設定していた目標は140万台で、2014年の達成率は87.3%のみだ。昨年11月の下方修正後の127万台に合わせても達成率は96.2%で、目標未達となった。
「人民網日本語版」
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