中国自動車市場は2009年米国を抜き世界最大になっており、2014年まで6年連続で首位の座を維持してきた。2014年の年間販売台数は2位の米国を700万台上回る2349万台となり、世界販売総台数の4分の1を占めた。ただ、中国政府による一連の景気刺激策にも関わらず、中国経済の減速傾向に顕著な変化がない。これについて、みずほ銀行国際営業部の湯進リサーチャーは「市場の流れが完全に変わった」と指摘する。