この不平等な安全の約束は、米国の安全と利益を損ねていると分析する声もある。また米国が参与する一連の冷戦および戦争による巨額の軍事支出により、米国は武装した同盟国、圧力の分担の重要性への認識を深めている。
米国が同問題で公然と日本を支持した根本的な原因は、アジア太平洋の国際秩序の主導という需要だ。米国はその歴史のいかなる時よりも、同盟国を必要としている。特にアジア太平洋における主導権を固めるため、日本の協力が必要だ。
日本の野心
米国には自国の計算があるが、日本にも計算がある。
日本の一部の人は、戦時中の軍国主義の侵略の罪をひた隠しにしてきた。彼らはまた米国が参与し、重要な力を発揮した太平洋の反ファシズム戦争の歴史的な地位に対して、公然と挑みかかっている。
専門家は、米国は日本を抱き込もうとし、「アジア太平洋リバランス」の実現に向け米日安保条約の適用対象の拡大という犠牲を支払ったが、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の見返りを得ていないと指摘した。日本には、米国を中国けん制に利用し、さらに朝鮮を利用し米国に反対するという多くの腹積もりがある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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