8月15日は日本の降伏70周年だ。安倍首相は前日の14日、その歴史観について全面的に説明する安倍談話を発表する。我々はこれが安倍首相個人、日本の現政権の歴史に対する態度を変える契機になることを願う。安倍首相が日本のアジア侵略にはっきりとした謝罪の言葉で言及することができれば、これは今年世界を最も揺るがすニュースの一つになるだろう。すでに安倍首相に完全に失望している人たちは、彼を見直すことだろう。
安倍首相には2つの選択肢がある。一つ目は、安倍首相と日本の右翼のガラパゴス化した歴史道徳王国の中で誇りを感じることだ。二つ目は、日本社会が心の扉を開くことを促し、中韓などの国、および東洋の第二次大戦の歴史を知る西側の人々の尊重を取り戻すことだ。現実を見ると、中韓の国力はかつての比ではなく、社会の心理が強硬になっている。安倍首相が謝罪しなくても、両国の国益が損なわれることはない。日本に対してのみ、まったく異なる効果が現れる。
安倍政権は米国などの日本への友好に、その歴史の態度に対する敬意が含まれると勘違いしてはならない。米日関係は地政学の産物であり、この世界には侵略の問題をひっくり返そうとする日本政府の野心を賞賛する人はいない。協力すると同時に侵略の謝罪を拒む日本は、今後も長期に渡り海外から見下されるだろう。安倍政権がこの点を理解できなければ、政権のみならず現代日本全体の悲劇になるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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