〇中日貿易と投資の拡大促進を目的に人民元建て債券を発行
国際金融市場における人民元の地位が日増しに高まるなか、みずほ銀行は今年7月、2億5千万元(約47億円)の人民元建て債券を日本で発行、オフショア人民元建て債券として初めて、プロ投資家向け債券市場「TOKYO PRO―BOND Market」に上場した。同債券は年限2年、年利3.82%。調達資金は、香港および上海自由貿易区での発展を目指す日本企業や中国企業向け融資に運用される。
みずほ銀行は、「人民元建て債券の発行により、日本国内外の広範な投資家が、上場した人民元建て債券に直接投資する機会が提供され、さらには東京市場での人民元取引の活発化に結びつくことが期待される。同時に、今後、中日貿易と投資によるキャッシュフローの拡大をけん引し、資本市場の多様化発展を促すことが見込まれる」とコメントした。
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