▽高級品ブランド、中国国内での閉店相次ぐ
ルイ・ヴィトンの大規模な閉店現象は起きていないが、世界一流のブランドであるため、今回の閉店は業界全体からの注目を集めた。
ベイン・アンド・カンパニーの報告書「2014年中国高級品市場研究」によると、昨年、中国大陸部の高級品市場は初めてマイナス成長となり、市場規模は1150億元(1元は約19円)と、2013年比1%減少した。腐敗撲滅、海外消費、代理購入などが原因で、中国国内の高級品市場は冷え込んでいる。
昨年、ヒューゴ・ボスは7店舗を、フェラガモとゼニアはそれぞれ6店舗を、バーバリーは4店舗を閉鎖した。今年第1四半期、プラダの中国店舗は33店舗と、2014年の49店舗からやや減少した。アルマーニは49店舗から44店舗に減少、シャネルは11店舗と、最盛期の約半分になった。バーバリーは今年10店舗を閉店し、68店舗とする予定。2016年はさらに5店舗を閉鎖する計画だ。
「人民網日本語版」
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