趙報道官は、「(両国の)外相会談はまだ開かれておらず、何も決まっていない。ところがメディアによる馬鹿げた情報が日本から絶えず伝わっている。韓国は日本の別の意図、今回の会談に対する誠意を疑わざるをえない」と発言した。
歴史学者の統計データによると、日本は第二次大戦中に、朝鮮半島で約20万人の女性を日本軍の慰安婦とした。韓国は日本に対して、被害者への謝罪と賠償を求めている。しかし日本は1965年に両国関係を正常化させた「韓日請求権協定」によって、同問題は解決済みと言い張っている。
韓日外相会談が間もなく開かれるという情報を聞いた、一部の存命中の元慰安婦は、日本側が間違いを誠心誠意で認めなければ、いかなる謝罪や賠償も受け入れないと表明した。
被害者の李玉宣さん(音訳)は、「安倍晋三首相はここに来て、私たちに一人ずつ謝罪しなければならない。日本側が、私たちが日本軍に強制されたことを認めなければ、いかなる謝罪も受け入れない」と話した。
時間の経過により、日本政府の慰安婦への誠意ある謝罪が、火急の問題となっている。今月上旬に亡くなった元慰安婦を含めると、韓国では今年すでに9人の元慰安婦がこの世を去っている。韓国政府が記録している元慰安婦は、46人しか残されていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
|