【韓国:圧力のカード】
朴槿恵大統領は1月22日、各部門の報告を聞き、談話を発表した。専門家はこの談話から、朴政権の対朝政策が対話から圧力をかける方針に変わったと判断した。韓国はこの「圧力のカード」を切るために、肉を切らせて骨を断つことを惜しまなかった。
メディアが報じた朴大統領の談話を見ると、2つの注意点がある。まずは朝鮮との対話の中断、それから朝鮮を除く五カ国協議だ。
韓国はこうすることで、まず朝鮮に圧力をかけ、痛みを与えようとしている。韓国はこの考えに基づき、開城工業地区の協力を全面的に中断する決定を下した。
韓国はこの「圧力のカード」を、関連国に見せつけた。韓国は他国と共に、制裁や孤立化などにより朝鮮をけん制し、譲歩を強いようとしている。
韓国は今後、単独・共同を組み合わせた手段を講じるだろう。国際的には、国連や米日などの国に対して、朝鮮に対する厳しい制裁を求める。同時に朝鮮との民間交流を中断し、米軍との軍事協力を拡大し、朝鮮の「挑発」に強硬に反応するといった単独措置を講じる。
専門家は、韓国の措置、特に五カ国協議の提案は、危険な信号だとしている。世界の大きな流れを見ると、問題の当事者が不在の和平交渉には意味がなく、対立と食い違いを激化させるという悪影響が生じることが分かる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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