台湾「中央社」の報道によると、国民党の勝滑M臣「立法委員」は26日、台湾「海岸巡防署」が早くて6月中にも南沙(英語名スプラトリー)諸島に多機能巡視・取締り艇を増派する見通しであることを明らかにした。人民日報海外版が伝えた。
勝且≠ノよると、先日南沙諸島を視察した際、同氏は太平島に配備されているM8快速艇に乗ったが、これはわずか2.5トンと非常に小さく4-5人しか搭乗できない。「海巡署」幹部は早くて6月中にも6トンの多機能巡視・取締り艇1隻を太平島に配備し、後に同等の多機能巡視・取締り艇をさらに1隻配備すると口頭で報告した。
勝且≠ニ同じ国民党の林郁方「立法委員」らは先日、南沙諸島を視察し、台湾「海巡署」の駐留部隊を激励した。
林氏は「『海巡署』の計画を支持する。海上犯罪を取り締まるだけでなく、将来駐留部隊の補給にも役立つ」と指摘。「太平島の埠頭を整備する必要がある。今はまともな埠頭もない。埠頭の整備を急げば、将来さらに大きな船を配備することもできる」と述べた。
太平島は南沙諸島最大の島。台湾はすでに1150メートルの滑走路を建設した。1950年代中期以降、台湾はずっとこの島を支配し、主に漁師の中継拠点として利用している。南中国海情勢の動揺を受けて、最近射程6100メートルの迫撃砲も配備した。
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