『国際観察』:2013年、中国とアジア欧州地域の国々との関係の前途はいかなるものか?
張鉄鋼氏:中国と近隣のアジア欧州地域各国の友好的な協力関係は史上最も高いレベルに到達しており、来年は引き続き健全に発展するだろう。
中国は安定的な周辺環境およびアジア欧州地域の国々の潜在的な市場を必要とし、アジア欧州地域各国も中国と各分野における友好的な協力を強化・深化することを望んでいる。来年双方が経済貿易、人文、安全など分野の協力の深化・拡張において一層力をいれて行われると予見できる。
『国際観察』:2012年を振り返って、どのような出来事がアジア欧州地域の政治、経済と安全情勢に対して最も重要な影響を与えたと考えるか?
張鉄鋼氏:プーチン氏はロシア内外政策の延長性を保証したことにより、彼がロシア大統領に再任したことが、2012年にこの地域での最も重要な出来事であったはずだ。その次はロシア極東の重要都市ウラジオストクで行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)第20回非公式首脳会議と言っていいだろう。今回の会議はロシアが極東を開発し国家経済を発展させるために大きな扉を開き、同時に周辺の一部の経済的実力を持つ国々のために良好なビジネスチャンスを提供することになった。
『国際観察』:2013年のアジア欧州に何かメッセージはあるか?
張鉄鋼氏:アジア欧州地域の各国の政治が明朗且つ安定し、経済は急速に成長し、社会秩序が保たれ穏やかで、人々が安心して生活し、楽しく働らけるよう期待している。アジア欧州の国々と中国との協力が一層成果に富んだものであるよう希望している。
(新華綱日本語)
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