世界最大級のモバイル通信関連見本市“モバイル・ワールド・コングレス 2013”において、ソニーの平井一夫CEOは、“ソニーモバイルコミュニケーションズは、ソニーの多元化業務をモデルとし、最高のスマートフォンの体験を提供するメーカーだ。2013年はソニー、そしてソニーモバイルコミュニケーションズが、突破口を見出す一年になる。ソニーのテレビ・携帯電話事業の技術・コンテンツ・アプリなどを融合させ、ユーザーに見る・聴く・遊ぶ・創造するという唯一無二の体験を提供する”と語った。広州日報が伝えた。
ソニーは3月6日、4KテレビのX9000Aシリーズを含む春の新商品を発表した際、Xperia端末との融合を強調した。業界関係者は、“16年間で最大の赤字、時価総額の激減を受け、ソニーはモバイル事業による突破を必要としている。中でも携帯電話が特に重要になる”と指摘した。
-携帯電話によるテレビのスマート化
栗田伸樹ソニー中国代表は、“ソニーのミドル・ハイエンドテレビ新商品は今回、スマート接続ソリューションプランを提供する。これにはMHL(モバイル機器向けの高速映像伝送用として開発された新しいインターフェース規格)、ワンタッチミラーリング、TV SideView(セカンドスクリーンアプリ)が含まれ、テレビとモバイル機器の接続性能を強化し、ユーザーにスマート化された体験を提供する”と語った。