■受動タイプ まず「忍耐」
「妻管厳」の同僚を選ぶとなると、同市光谷にある不動産会社の市場部の社員は、真っ先に「徐さん」を挙げた。一方、徐さん本人は、「妻管厳」というのは恥ずかしい称号で、認めたくないという。
徐さん(30)は、彼女の李さんと4年間の交際を経て結婚し、今年で2年になる。徐さんは自分の妻に関して、「外ではおとなしそうにしているのに、家族の前では、とても横暴になる。典型的な『内弁慶』。財布のひもは完全に妻が握っており、財布にはいつも100元(約1600円)くらいしか入っていない。それに、24時間、どこで何をしているか、報告しなければならない。時々、同僚や友人と麻雀をしていても、必ず電話がかかってくる。だから同僚や友人から『妻管厳』と言われるようになり、疎遠になってしまっている」と嘆く。
徐さんも怒ったことがあるというが、結局謝るのは徐さんだという。「僕の趣味は麻雀くらい。でも、妻は、僕が麻雀をするのが気に入らない。だから、こっそりするか、ウソをついて出かけるしかない。それに、最も嫌なのは他の人から『妻管厳』と言われること。妻の冷ややかな目を見ると、これはヤバいと思い、時期を見計らいながら、こっそり観察し、ご機嫌を取る」。
「人民網日本語版」
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