
米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』2日付の報道によると、「千と千尋の神隠し」や「となりのトトロ」など数々のヒット作を生み出してきたスタジオ・ジブリは長い間、日本の金融市場で「神の見えざる手(経済市場において、需要と供給が自然に調整される)」と言われ、大きな影響力を及ぼしている。ジブリアニメが放映されると、日本の株式市場と為替相場が荒れるという都市伝説があり、トレーダーの間では「ジブリの呪い」と呼ばれている。
日本のテレビ局で金曜日の夜にジブリ作品が放映されると、放映後の金融市場は大荒れとなる。とりわけ、ジブリ作品が放映される日と米雇用統計の発表がほぼ同じ時間に重なった場合には、最悪の事態が起きると予想されている。
|