『黒竜江と内モンゴル東北地区の境界開発開放計画』はこのほど、国務院によって、批准され、すでに国家発展改革委員にによって配布された。『計画』には、ハルビンを境界開発開放エリアの中心都市に位置づけ、大通路の中心部と特大都市を開放する効果が期待され、北東アジア地域的な中心都市の機能を高める。
『計画』の期限は2013年~2020年の間だが、2025年まで展望される。全ての計画エリアは、先導エリア、支持エリアと率先エリアに分けられる。ハルビン市の市管轄区及び賓県、双城市、尚志市、五常市は支持エリアに属し、依蘭県、方正県、巴彦県、木蘭県、通河県、延寿県は率先エリアに入る。
『計画』の中で、ハルビン市に及ぶのは主に以下の内容を含む。空港経済圏の建設を加速し、ハルビン市の空港経済圏の発展を促進する。現代サービス業の発展を加速し、観光業、現代物流業、ビジネスサービス業、国際金融サービス業と文化産業を重点的に発展させる。総合的な交通輸送システムを十分に整える。エネルギー基礎施設の建設を強める。水利基礎施設建設を加速する。
『計画』では、境界開発開放エリアの中心都市として、ハルビンは北東アジアに向ける本部経済を全力で発展させ、空港経済を促進することを明らかにした。ハイテクサービス、国際物流、国際金融、国際ビジネス会議展示、レジャー観光などのハイクラスのサービス業を重点的に発展させる。ハイエンドの装備、現代医薬、新材料、新エネルギー、バイオロジカルなどの先進的な製造業の発展に力を入れる。ロシアに対して開放する協力サービスセンター、輸出志向型ハイエンド産業集聚区、国際物流の中枢、科学技術研究開発と人材教育の基盤を築き、国際的な現代都市を建設する。
『計画』の発展目標は、2020年までに、全国の対ロシア及び対北東アジアの境界開放の重要な拠り所と主要点を基本的に作り上げ、全国の境界地域の重要な経済増加エリアになると指摘した。輸出志向型の産業システムは基本的に建設し、対外協力を更に深め、辺境の基本的な公共サービスの能力が著しく高まる。生態安全障壁効果も更に強める。
翻訳:寧 顕剛 北村 まい「東北サイト日本語」
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