中国国家発展改革委員会の徐紹史主任は18日「現代化建設を推進するため、エコ化を重要な方向にし、経済のエコ化レベルを大幅に引き上げ、生産モデルやライフスタイルのエコ化を推進し、エコ文明の価値観と制度を築いていく」と話しました。

　中国共産党中央はこのほど『エコ文明の整備の推進を加速することに関する意見』を発表し、美しい中国の建設やエコ文明体系の整備を中心にトップダウン型の設計と全体の施策を打ち出しました。18日に開かれた全国発展改革システムのエコ文明建設の推進加速に関するテレビ電話会議で、徐主任は「経済成長モデルの転換をエコ文明建設の主要な方向として、科学技術性が高く、資源の消費が少なく、環境汚染のおそれが低い産業構造と生産モデルを築き、省エネ、環境保護、新エネルギーなどエコ産業の発展を加速し、経済と社会の発展の新しい成長ポイントを生み出さなければならない」と述べました。

　徐主任はまた「エコ文明建設と最も関係が緊密で、最も直接的な分野は生活と消費で、ライフスタイルをエコで低炭素、さらに文明的で健康という方向へ転換させ、贅沢と浪費を禁じると共に、（この理念を）消費によって生産側に伝え、生産モデルと産業構造のモデルチェンジとグレードアップを推進しなければならない」と強調しました。

　「中国国際放送局」