▽製造業は低迷、新興産業は注目中国経済の道はどちらに?
最近発表された統計データはどれも、中国が経済構造のモデル転換における「痛みの時期」にあることを示している。国家統計局が今月1日に発表した製造業購買担当者指数(PMI)は49.7%に低下し、景気・不景気のボーダーである50%を下回った。
同局の趙慶河シニア統計師はこのPMIを、「これは主に製造業に成長のエネルギーが不足していたことと関係がある。今年は一部の伝統産業が引き続き構造調整に力を入れ、原油などの大口商品の価格が持続的に低迷し、製造業のニーズが弱まっている」と説明する。
中国経済の成長率は鈍化しているが、経済の数量は過去6年間で最も増加し、世界への影響力もますます強まっている。
今回のダボス会議には、清華大学の李稲葵教授、JPモルガン・チェーンの李晶専務取締役、中国建設銀行の王洪章頭取らが招待され、中国経済の新常態や世界への影響について話し合う予定だ。
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