▽好材料が次々株式市場に再び注目
中国の株投資家はこの1年の間に天国と地獄を見た。今年に入り上海株式市場の総合指数は前年末の3234ポイントから上昇を続け、6月12日には5166ポイントに達して、過去数年間の記録を更新した。だがその後の経過は多くの投資家の予想を超えたものだった。国際環境の影響により、同指数は動揺して低下し始め、8月の24日は8.49%低下、25日は7.63%低下と2日続けて大きく値下がりし、年初の水準に戻ってしまった。
最近、株式市場に関連した政策が相次いでうち出され、金融市場を安定に導いている。人民銀によると、8月25日夜に人民銀は通達文書を出し、預金準備率と金利を引き下げることを明らかにした。
中国人民大学金融・証券研究所の趙錫軍副所長は取材に答える中で、「中央銀行のこのたびの『ダブル引き下げ』の意図は明らかで、投資家の信頼感を高め、企業の資金調達のコストを引き下げ、そうやって企業の収益レベルを引き上げることにある」と述べた。
さまざまな好材料が相次いで現れる中、中国株式市場が今後どの方向に向かうかが多くの株投資家の関心の的になっている。
「人民網日本語版」
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