日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が先般発表したデータによると、8月の日本の新車販売台数(軽自動車を含む)は32万7049台で、前年同期と比べて1.9%減となり、8カ月連続の減少を記録した。
4月の軽自動車税税率の引き上げ以降、関連車種の売れ行きが低迷し続けているが、軽自動車以外の自動車の販売台数が2カ月ぶりに増加に転じたため、自動車販売台数全体の減少幅が7月の7.6%から縮小した。
8月の軽自動車販売台数は同8.8%減の11万5746台となり、単月の販売台数が12万台を下回ったのは2011年8月以降で初めて。しかし、減少幅が4月の軽自動車税税率の引き上げ以降で初めて二桁から一桁に縮小した。「厳しい情勢の中で少し明るさが見えてきた」と全国軽自動車協会連合会の幹部が話す。
軽自動車の車名別販売台数を見ると、スズキが同17.9%減、ダイハツ工業が同3.4%増となり、業績の明暗が顕著だった。そして三菱自動車が同27.3%減、マツダが同26.6%減と、減少幅の大きさは注目に値するものとなっている。
また、軽自動車以外の自動車の販売台数が同2.3%増の21万1303台となった。三菱自動車の新型SUV「パジェロスポーツ」が35.5%増と、売れ行き好調だった。マツダとレクサスも大幅な増加傾向を見せた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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