海外中のメディアが、中国共産党第18回五中全会(党中央委員会第5回全体会議)で審議中の「第13次五カ年計画」に注目している。中国の安定的な発展は世界経済にとって重要であり、中国政府は改革の推進を堅持するだろうとの認識を示す。
世界的注目を集める五中全会
米紙「ウォールストリートジャーナル」のサイト版は、第18回五中全会で中国政府は、経済に関与する青写真を1枚減らすとの見方を示す。中国共産党が行う工程の複雑な業務は、世界経済にとってますます重要になっており、世界はこれまでそれを軽視してきたと指摘する。
AFP通信社は、第18回五中全会は経済改革に焦点が絞られる可能性が高いとした上で、GDP成長率を追い求め続けるのか、改革の推進によって国家全体のポテンシャルを図るのかを選択することになるだろうと述べる。
オーストラリアの「フィナンシャルレビュー」は、中国が将来、厳格な環境保護政策を打ち出し、社会保障範囲を拡大させ、新たな出産政策を実施すると予測する。
トルコの「デイリー・ニュース」傘下のビジネス紙は、「第13次五カ年計画」で議論されている中国経済の「新常態」や、中国経済のグリーン化、「一帯一路」問題などに注目する。
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