中国の安定成長は世界の利益
フランスの代表的メディアである「エコー」は26日、トップ記事として第18回五中全会の開催を報じた。1ページを使い、同会で議論される「第13次五カ年計画」について紹介すると共に、専門家による中国経済情勢の見解を掲載している。
「エコー」はまた、社説「中国の計画」を発表している。社説では、中国が安定的に発展し続けることは世界の利益と一致すると強調している。中国は今年、世界経済成長に対する貢献率が32%になると予測されている。中国の投資は全世界の投資総額の30%を占めており、中国経済の運命は世界の運命と密接なかかわりがあるのだ。
ブラジルのサイト「レッドネット」は、今後5年は中国の「小康社会」実現にとって非常に重要だとした上で、専門家の分析を紹介している。「新常態」下の経済目標は以下5つの分野で体現される。第1に、世界に利益をもたらす経済規模。第2に、世界経済発展のカンフル剤となる安定成長。第3に、世界市場との深化的融合。第4に、国内活力を刺激することを通じて提供される、世界に向けた新しいイノベーション。第5に、不断に強化することで国際的に認められる経済的実力。
タイの「亜洲日報」の副編集長で主筆の銭豊氏は、世界経済発展の原動力である中国として、「第13次五カ年計画」は今後5年間の中国の発展方向を示すだけでなく、世界経済全体の発展方向とも関連してくると述べる。その上で、同計画が高いレベルでの戦略思考に立ち、よりグローバルな視野を持ち、発展途上国との相互利益による協力を強化するように希望している。
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