『経済参考報』の記者によると、中国政府商務部研究院、浙江省商務庁、金華市人民政府は22日、共同で開催した「2015世界サービスアウトソーシング大会」で、世界のオフショアサービスアウトソーシング業務に占める中国のシェアが30.2%に上昇したと発表した。中国のシェアはインドに次ぐ世界第2位となる。
急速に発展するなか、人材不足などがサービスアウトソーシング業務の発展を制約している。「第13次5カ年計画(2016~2020年)」の期間に、政策支援による産業発展の推進モデルがさらに確立され、規範化を通じて産業の発展が進められる見通しだ。
商務部研究院は同大会で発表した「中国アウトソーシングブランド発展リポート2015」で、中国がグローバル先端サービスの重要な「智」の創造センターになっていると指摘。2014年のサービスアウトソーシング業務のシェアは30.2%に上昇したことを明らかにした。アウトソーシングサービスが、欧米や日本を始め、東南アジア、オセアニア、中東、中南米、アフリカなど世界の約200カ国・地域をカバーし、「一帯一路」の周辺国もオフショア業務の新たな成長拠点になると説明。一方、世界トップのインドとの差はまだ大きく、インドのシェアは46.4%に達している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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